生徒にとって、学び舎を後にする卒業式は一生に一度の出来事です。
先生も生徒に対して何を伝えれば良いのか悩むことがしばしばありますね。
生徒への素晴らしいメッセージは次の3つから成り立ちます。
1 .祝賀のことば(おめでとう!卒業を祝します)
2 .思い出の振り返り(合唱コンクールで共に努力したことを忘れません)
3未来への励まし(これからの勉強や部活動も全力を尽くしてほしい)
ただし、メッセージは学年によって調整することが重要です。
小学生には理解しやすいシンプルなことばを、高校生には新たなステップへ踏み出す励ましの言葉を贈りましょう。
こちらのブログでは、教師から贈る卒業の一言アドバイスについてお伝えします。
【小学生卒業】教諭から生徒へ贈る言葉
小学校では生徒と最も長い時間を共に過ごします。 最初は幼かった1年生の頃から、大きく成長した6年生までその変化を讃えることばを贈りましょう。
小学生向けメッセージ・例文1
おめでとう、卒業を心から祝します。 過ぎ去った6年間で、皆の身も心も素晴らしく育ちました。 中学での更なる成長が楽しみですね。
小学生向けメッセージ・例文2
卒業、心からお祝い申し上げます。 ランドセルが大きかったあの頃から、早々に6年の時を経て、新たな一歩を踏み出す準備ができましたね。 中学校生活は短いかもしれませんが、その分充実した毎日を送ってほしいと思います。
小学生向けメッセージ・例文3
卒業、本当におめでとう。 私たちが一緒に作った楽しい記憶は宝ものだね。 毎日会えなくなるのはちょっと寂しいけれど 君がどんな素晴らしい中学生になるのか見守り続けます。 中学での新しい挑戦を応援しています。
【中学卒業】教諭から生徒へ贈る言葉
中学を卒業すると、卒業生たちはそれぞれ異なる高校で新しい門出を迎えます。 3年間の努力を称え、個々に新たなステップを踏み出す勇気を持ってほしいと伝えましょう。
中学卒業生へのメッセージ・例文1
卒業、本当におめでとう。 これまでは公教育の枠組みの中で学んできましたが、高校からは自分自身の選択で歩む道が始まります。 これから先も、自分の進むべき道で力強く歩むことを忘れないでください。
中学卒業生へのメッセージ・例文2
卒業して新たな舞台へ進むみなさんに祝福を。 中学3年間で得た、学問的な知識も友情も、次のステージでも継続して磨いていってください。 時には厳しい困難があっても、決して諦めない心を持ち続けていてほしいです。 皆さんなら乗り越えていけると確信しています。 卒業おめでとう。
中学卒業生へのメッセージ・例文3
卒業を心から祝います。 3年間の中学校生活は喜びに満ちたものだけでなく、困難を伴うものでもありましたね。 それでもみなさんは前を向き続け、今日の卒業という節目を迎えることができました。 未来への一歩も、自信を持って踏み出してください。
【高校卒業】教諭から生徒へ贈る言葉
高校の卒業式は、職業を選ぶ者と進学する者と道が分かれる瞬間です。 どの道を選んだとしても、前向きに歩んでいけるよう、励ましの言葉を贈りたいと考えます。
高校卒業生へのメッセージ・例文1
卒業、心からお祝いします。 これから始まる大人としての人生、自ら選んだ道を自信を持って歩んでください。 どんな時も、先生はみなさんの健闘を影で見守っています。
高校卒業生へのメッセージ・例文2
卒業を祝して。 特殊な時期を乗り越え、卒業という大きな節目を迎えたみなさんに心より敬意を表します。 過去の試練がたとえあったとしても、その経験が今後の道を切り拓く力となることでしょう。 皆さんのこれからの挑戦を応援しています。
高校卒業生へのメッセージ・例文3
心からの祝福を込めて、卒業おめでとう。 高校という舞台で過ごした悲喜こもごもの日々がみなさんの貴重な宝物になっていることを願います。 卒業後も、ここでの歳月を胸に新しい人生の旅を踏み出してください。
大学卒業生へのメッセージ・卒業生へ贈る励ましの言葉
大学を巣立つ皆さんへ、社会人としての一歩を踏み出すにあたり、心からのメッセージを送ります。 就職という新たな生活が始まるにあたり、先輩としてのアドバイスをさせていただきます。 大学卒業生への激励卒業メッセージに使用できる、日常的でない印象的な四字熟語を以下に挙げ、それぞれの意味を説明します。これらはメッセージに深みと重みを加えるのに役立ちます。
青雲の志 (せいうんのこころざし)
意味: 大きな志を抱き、高い目標を持ち続けること。卒業という新たな生涯へのスタートにおいて、大きな夢を持ち続けるよう促すメッセージとして最適です。
自強不息 (じきょうふそく)
意味: 自らを努力し続けて決して休まないこと。自己啓発を怠らず、常に進歩を目指す大切さを示す熟語です。
破釜沈舟 (はふちんしゅう)
意味: 後戻りできない決断をして前に進むこと。新しい段階へと進む卒業生に対し、決意を固めて進む勇敢さを称える言葉です。
飛龍在天 (ひりゅうざいてん)
意味: 大きな才能が発揮される場を得たこと。広い世界で卒業生の能力が活かされることを期待して贈る言葉です。
臥薪嘗胆 (がしんしょうたん)
意味: 苦労を厭わず目標達成のために努力すること。卒業という大きな節目を経て、目標に向かって努力を続ける勇気と根気を奨励する熟語です。
これらの四字熟語を卒業メッセージに使えば、独特の調和と意味深なメッセージが記憶に残りやすくなるでしょう。
大学卒業生へのメッセージ
卒業、誠におめでとうございます。 大学を出てこれから遭遇するかもしれない困難について、不安もあるでしょう。 でも、心配は要りません。
生きていく中で、課題にぶつかるのは自然なことです。 重要なのは困難に直面した時、自らが決断したことに対する信念を持ち続けることです。 各自が積んできた経験は確実に皆さんを支え、強さとなるでしょう。 あらゆる状況を「教訓」と「達成」として受け止め、大学での学びを糧にして進んでください。
記念アルバムへのひとこと・例文
皆さんの卒業を心よりお祝い申し上げます。 これからは学問と共に、社会人としての挑戦が始まりますね。 しかし何よりも、健康を最優先に考えてください。
強靭な体と心があってこそ、あらゆる活動に取り組めるからです。 疲れを感じたら休息をとる勇気も大切。 これからも変わらないサポートで、皆さんのこれからの旅路を見守っています。
まとめ
この記事では、卒業生へ捧げる教員の祝辞をいくつかご紹介しました。 教職員にとって繰り返し体験する典礼かもしれませんが、卒業生にとってはその教育機関での唯一無二の記念日です。 シンプルながらも、生徒たちの未来に響くような励ましの言葉を選びましょう。
派手な言葉遣いを心掛ける必要はありませんが、何よりも自分の真心を表現することが大切です。 たとえ言葉に詰まりながらも、その感情を直接伝えることが重要です。
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