私たちにとって、個人情報を含む大切な書類をどのように処分すればいいかは、日常的に直面する問題の一つです。 家庭で出る公共料金の請求書や過去の年賀状など、簡単に捨てるわけにはいかないものがありますよね。
手で小さく破る方法もありますが、書類が多かったり、厚みがあったりすると、かなりの力仕事になります。 シュレッダーを持っていないご家庭も多いのではないでしょうか。
このような時に役立つのが、コンビニで提供されているシュレッダーサービスです。特にナチュラルローソンでは、環境に優しい書類回収サービスを実施しているんですよ。
コンビニで利用できるシュレッダーサービス
ご家庭にある多くの書類を安全に処分する手段として、手軽に利用できるコンビニのシュレッダーサービスは大変便利です。
ナチュラルローソンには「個人情報書類回収ボックス」が設置されており、こちらはただ書類を破壊するだけでなく、リサイクルを目的とした取り組みです。
社会や環境への配慮を持って、書類は無償で集められ、専用の工場で情報を完全に消去後、再生紙の原料として再利用されます。 セキュリティもしっかりしており、処理された書類はトイレットペーパーやその他の再生品へと生まれ変わります。 ただし、このサービスがあるのは一部の店舗だけなので、利用できるかどうかは、店舗のホームページや直接問い合わせてみてくださいね。
その他のシュレッダーサービス
個人情報の保護に対する意識が高まっている今、多くの書類処分サービスが提供されています。 こちらでは、信頼できる書類処分サービスをいくつかご紹介します。
これらのサービスを活用することで、私たちの大切な情報を安全に処理することができます。
大切な書類の廃棄についてのおすすめサービス
機密書類処分サービス
情報保護とリサイクルの両立を目指して設立された全日本機密文書裁断協会は、全国の裁断業者と連携しています。 この協会のホームページからは、加盟している業者を探し、直接相談やサービスの申込みが可能です。 サービスは大きく三つに分かれており、出張断裁では業者が大型シュレッダー車でお伺いし、その場で書類を処理します。 持込断裁では、お客様が施設に書類を持ち込む形式ですし、引取り断裁では業者が書類をお引取りに上がり、施設で処理いたします。
紙リサイクル書類溶解サービス
日本郵便が提供するこのサービスは、一般的なシュレッダー処理と異なり、書類を完全に溶解させる点が特徴です。 専用キットをお申し込みいただき、専用箱に書類を入れていただくことで、箱がいっぱいになり次第、郵便局に持参されると、その場で溶解工場へと送られて処理されます。このサービスは、現在東京都内の一部郵便局で提供されており、試験的な販売段階にありますので、利用できる地域の方はこの便利なサービスをぜひご利用ください。
機密文書リサイクルサービス
ヤマト運輸が提供するこのサービスでは、オンラインで専用のECO Boxをご注文いただき、書類を箱に詰めていただきます。 ご都合の良い時に箱を引き取りに来てもらうか、最寄りの営業所にお持ち込みください。 その後、箱は未開封のままで溶解処理され、処理が完了すると証明書が発行されますので、安心してご利用いただけます。個人事業主様だけでなく、法人様向けにもご提供しておりますので、ぜひお試しください。
シュレッダーを使わない書類の処分方法
シュレッダーを使わずに書類を廃棄する方法として、個人情報が記載された部分を油性マーカーでしっかりと塗りつぶす方法があります。また、文具メーカーPLUSの「ケシポン」などのスタンプツールを使用すれば、スタンプで情報を覆い隠して消すことができます。
文書を小さく手で裂いて、封筒に入れた後にごみ箱に捨てる方法も、視認性を低減し情報漏洩のリスクを減らすのに有効です。手で裂くのが難しい場合は、専用に設計されたハサミを使用して細かく切り刻む方法もおすすめです。
このように、個人情報を含む大切な書類を安全に処分する方法は多岐にわたります。どの方法を選ぶにしても、情報の安全性を最優先に考え、適切な処理を心がけてくださいね。
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