刺繍を始める際には、通常チャコペーパーを使って布にデザインを転写しますが、手元にない場合でも心配はいりません。
今回は、スマートフォンや家にある紙を活用して、簡単に布にデザインを転写する二つの方法をご紹介します。
これらの方法なら、特別な道具を用意することなく、すぐに刺繍を楽しむことができます。 刺繍初心者の方でも手軽に試せるテクニックなので、是非挑戦してみてください。
刺繍シートの代用にクッキングシートやトレーシングペーパーを使って図案を写す方法
紙に描いた図案を使って直接刺繍する
これは初心者でも簡単にできる新しい方法です。
薄めの紙、例えばクッキングシートやトレーシングペーパーにデザインを描き、それを布に重ねてそのまま刺繍します。
紙が薄いので、針も通しやすく、大きめのデザインに適しています。
刺繍をする際には、アウトラインを先に刺繍し、その後紙を破って取り除くことで、デザインの中を埋めることができます。
布に直接デザインを描く
最も手軽な方法です。布に鉛筆などで直接デザインを描きましょう。
シーチングやツイルのような布が向いています。
刺繍糸で線を覆えば、線が消えなくても大丈夫です。消えるペンを使うのも良い選択です。
透かしで布にデザインを移す
イラストを布に移したい時におすすめの方法です。イラストを布の下に置き、窓辺の光を利用してイラストの線をトレースします。
薄手の布を使用すると良いでしょう。特に白や淡い色の布はイラストが見やすくなります。
スマートフォンを使ったトレース方法と、紙を使って直接刺繍する技術
◎スマートフォンを利用したトレース
スマートフォンを使って、簡単に布にデザインをトレースする方法があります。
好きなイラストをスマートフォンで撮影するか、インターネットで探した画像を表示して、その上に布を重ねてトレースします。
ただし、画面に触れると画像が動いてしまうことがあるので、注意が必要です。 この方法はプリンターを使わないため手間が省けますが、著作権には気を付けてください。
まとめ
- スマートフォンを利用したトレース:
- スマートフォンでイラストを撮影するか、インターネットで見つけた画像を表示し、その上に布を重ねてトレースします。
- 画面に触れると画像が動く可能性があるため注意が必要ですが、プリントアウトする手間が省けるため便利です。ただし、著作権には注意しましょう。
- 紙に描いた図案を使って直接刺繍する:
- 初心者でも簡単にできる方法で、クッキングシートやトレーシングペーパーにデザインを描き、それを布に重ねて直接刺繍します。
- 紙が薄いため針も通しやすく、刺繍がしやすいです。大きめのデザインが適しており、アウトラインを刺繍した後、紙を破って取り除くことでデザインの中を埋めることが可能です。
これらのテクニックを使うことで、チャコペーパーがない場合でも、簡単に刺繍を始めることができます。手軽にトライしてみてください。
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