JR東日本の普通列車で、より快適な座席と広いスペースを提供するグリーン車を利用する方々に、コンセントの配置と利用可能な路線についての情報をお届けします。
これらのグリーン車は、特に自由席を提供しており、座席の予約は必要ありません。 主に4号車と5号車で運行されるこれらの車両は、ほとんどがダブルデッカー(2階建て)です。
グリーン車のコンセントの設置について:JR東日本の普通列車
コンセントが利用可能な路線:
- 横須賀線(東京〜久里浜)
- 総武快速線(東京〜千葉)
- 総武本線(千葉〜成東)
- 成田線(佐倉〜成田、成田〜成田空港)
- 内房線(蘇我〜君津)
- 外房線(千葉〜上総一ノ宮)
コンセント未設置の路線:
- 東海道線(東京〜小田原、熱海、沼津)
- 高崎線(上野〜高崎)
- 上野東京ライン(上野〜東京)
- 常磐線(上野〜土浦、水戸、日立、高萩)
- 伊東線(熱海〜伊東)
- 湘南新宿ライン(大宮〜逗子)
- 宇都宮線(上野〜宇都宮)
- 上越線(高崎〜新前橋)
横須賀線や総武快速線など、コンセントが設置されている路線では、スマートフォンやパソコンなどのデバイスを充電しながら快適に移動できます。
横須賀線と総武快速線の普通列車グリーン車のコンセント配置
2022年現在、横須賀線と総武快速線の一部のグリーン車に設置されたコンセントは、どのように配置されているかについて詳しく解説します。
これらのグリーン車には異なるフロア構造があり、2階建て車両の上階からは見晴らしがよく、下階はホームレベルでアクセスしやすいです。
また、普通車両と同じ高さにある平屋の席もあり、すべての席にコンセントが設置されています。
グリーン車のすべての席にコンセントは有り難いですね
次に、座席の配置に関してですが、新型E235系グリーン車は2+2の座席配置を採用しており 窓側と通路側の両方にコンセントが設置されています。
東海道新幹線の一部では窓側のみにコンセントがあることがありますが、E235系では両側に利用可能です。
提供される電力は100Vで最大2A、国内用のプラグが必要ですが、プラグの貸出しサービスはありません。 また、この車両にはJR東日本の無料Wi-Fiも完備されており、インターネットを快適に利用できます。
中央線に新たに導入されるグリーン車の特徴
2023年にJR東日本が発表した中央線のグリーン車導入計画では、2024年度末以降に新型車両が投入されます。 この新しいグリーン車は2階建て構造で、すべての座席のひじ掛けにコンセントが設置される予定です。
加えて、Wi-Fiの無料利用が可能で、一部の車両にはトイレや洗面所も設置されています。 これにより、中央線でも快適で便利な移動が可能になります。
他路線の普通列車グリーン車へのコンセント設置の見通し
現在のところ、他の路線の普通列車グリーン車にコンセントを設置する計画は進んでいません。 JR東日本は各路線で車両の更新を順次行っていますが、全路線で一度に新型車両への切り替えを行うことは難しいため、古い型の車両がまだ運行されている場合があります。
そのため、新しい設備やサービスの利用可能性は、運行される車両によって異なります。
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